
最近のSNSを見ていると、オタク=弱者男性かのように扱われているように感じます。
しかし、オタク=弱者男性と断言することは不可能であり、考え方そのものが間違っていると断言します。
当記事では、オタクが弱者男性ではない3つの理由について解説するので、興味のある方はぜひご覧ください。
オタク=弱者男性ではない3つの理由
オタク=弱者男性ではないと断言する理由は、大きく分けて3つ存在します。
オタクのイメージが変化しつつある
1つ目はオタクのイメージが変化しつつあるということです。
ここでは、アニメ・漫画・ゲームなどに熱中する人をオタクと定義しましょう。
一昔前のオタクは周囲から馬鹿にされることが多く、オタクバレすることによって肩身の狭い思いをすることも珍しくありませんでした。
「社会的に死ぬ」と言っても大袈裟ではないくらいです。
要するに、昔はオタクはバッドステータスであり、オタクは弱者と呼ばれる立ち位置だったわけです。
しかし、現在はアニメや漫画がメディアで取り上げられ、SNSの普及もあってオタクへの風当たりも少なくなってきています。
アニメや漫画オタクの人が容姿に無頓着な傾向はあるかもしれませんが、オタク=弱者と決めつけるのは早計でしょう。
オタク人口が増加している
前述したとおり、現在はサブカル系の趣味に対する理解が進み、オタク人口が増加しています。
女性もアニメやゲームに熱中することが多く、SNSを中心に「推し活」という言葉まで誕生しました。
もし、オタクが弱者ならほとんどの人が弱者に該当するわけなので、オタク=弱者と判断することはできないわけです。
アニメオタクの女性が弱者女性なのかと聞かれたら、答えはNOですよね。
であるなら、アニメオタクの男性だって弱者男性とは言えないはずです。
1つの要素で弱者にならない
「〇〇にハマってるやつは弱者男性」と指摘してくることがありますが、弱者男性というのは1つの要素だけで決まるものではありません。
例えば、低学歴の低収入で容姿が悪く、女性からモテないような人は複数の弱者的要素を持つため、弱者男性に該当していると言えるでしょう。
これに対して、高収入でブサイクではあるが、将来を共にするパートナーが存在する男性だったらどうでしょうか。
総合的に見て、社会的には強者男性に分類されるはずです。
要するに、仮にオタクが弱者的要素だったとしても、1つ当てはまった程度で弱者男性には該当しないということですね。
なぜオタクが弱者男性扱いされるのか?
オタクが弱者男性扱いされる原因の1つは、オタクという言葉を聞いたときのイメージでしょう。
一般的にオタクという言葉はポジティブ意味で使われません。
アニメオタクや漫画オタク、アイドルオタクなどのサブカル系に熱中する人を指すことが多く、少し前までは差別的な表現として使われていたからです。
(オタクという言葉の歴史はwiki参照)
その結果「オタク→陰キャ→リアルが充実していない→弱者男性」のように連想された可能性は高いでしょう。
ただ、オタクは「特定ジャンルにこだわりを持ち、お金や時間をかけている人」と定義しています。
要するにバイクに熱中していればバイクオタク、香水なら香水オタク、読書なら読書オタクと言えるわけですね。
しかし、これらのジャンルに熱中する人に対し、”オタク”という言葉はほぼ使われません。
アニメや漫画などに熱中している人にだけ、オタクという言葉が適用されるかのような使われ方をしています。
オタクという言葉なんて所詮はイメージということですね。
オタクでも高収入な人、パートナーがいる人、イケメンな人など強者要素を持ち合わせる男性はたくさんいます。