
ネット上で「○○やってるやつは弱者男性、陰キャだ!」と断じている人をよく見かけます。
すべての人がそうとは言い切れませんが、弱者男性がハマりやすい趣味があること自体は事実なので、どんな趣味が当てはまるのか気になった方は多いのですよね。
そこで当記事では、弱者男性がハマりやすい趣味について紹介します。
弱者男性がハマりやすい趣味7選

本題の弱者男性がハマりやすい趣味を7つ紹介します。
ただ、そういう傾向にあるというだけなので、当てはまったらすべての男性が弱者という訳ではありません。
鵜吞みにしすぎず、参考程度に留めておいてください。
ソーシャルゲーム
スマートフォンの普及とともに急速に発展したソーシャルゲームは、弱者男性がハマりがちな趣味の1つです。
無料で始められる手軽さと、課金による即時的な達成感により熱中しやすいため、金銭的な余裕がなくても廃課金に陥りやすいです。
まず大前提として、弱者男性は社会における競争に打ち勝てていない人たちがほとんどで、現代社会で優越感に浸れる機会が多くありません。
しかし、ソシャゲは金をかければ「可視化された分かりやすい強さ」が手に入り、そのゲームにおいては強者になれます。
要するにソシャゲは一種の現実逃避の手段になりやすく、現実が充実していなくても優越感を得られるということですね。
また、弱者男性の要素の1つに「低年収」がありますが、ソシャゲに手を出した結果、課金によって私生活に余裕がなくなってしまう点も問題でしょう。
実際、知人にそこまで収入が多くないにも関わらず、課金のために消費者金融にお金を借りて借金をしていた人がいました。
ゲーム・アニメ・漫画
ゲーム・アニメ・漫画といったサブカル系の趣味は没入感を得やすく、ソシャゲのように現実逃避の手段となりやすい特徴があります。
もちろん、理想的に描かれたキャラクターや世界観は、現実社会での人間関係における困難を一時的に忘れさせる効果があるため、人生を前向きに生きる手段にもなりえるでしょう。
ただ、これらの創作物の都合の良い部分だけを見た結果、理想と現実のギャップで恋愛に対して消極的になり、恋愛における弱者になってしまう可能性もあります。
カードゲーム
弱者男性はカードゲームに熱中しやすい傾向にあります。
なぜかカードゲーマーは容姿に無頓着であることが多く、客観的に見て強者と言えるような容姿をしている人は少ないです。
SNSでカード屋に集まったカードゲーマーたちの悪臭問題が話題になりましたが、容姿に気を遣う人であれば、自分の匂いもケアするのは普通のことでしょう。
ただ、カードゲームは対戦相手が必要であり、ゲーマーコミュニティで友人関係を構築しやすく、孤独になりにくい趣味とは言えるのかもしれませんね。
Vtuber
Vtuberも弱者男性がハマりやすい趣味の1つです。
Vtuberはサブカル系コンテンツの延長であり、黎明期からオタク系の視聴者が多い傾向にありました。
そのため、サブカル系のオタクと弱者男性は層が被っており、Vtuberは弱者男性ウケするような行動が徹底されています。
彼氏の存在を匂わせないのは当然として、外見至上主義(ルッキズム)的な発言をすることも基本的にありません。
その結果、弱者男性にとって居心地の良い環境が形成され、さらに弱者男性がハマりやすい沼が形成しています。
弱者男性がVtuberに熱中する理由については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
ネットサーフィン
情報収集という名目で際限なく時間を費やせるネットサーフィンは、現実から目を逸らしやすい趣味の1つです。
ネット掲示板や5chまとめなどを自由に閲覧していくことを指す言葉ですが、今はSNSの閲覧も一種のネットサーフィンと言えるでしょう。
お金がかからず、スマホがあれば場所に依存しないため、無気力に生きる弱者男性はハマりがちです。
また、ネットサーフィンは自分の人生にプラスになりにくいので、自己投資に充てられた時間の損失にも繋がっています。
アイドルの追っかけ
Vtuberの登場によって規模は縮小しているものの、依然としてアイドルは弱者男性に人気がある趣味です。
アイドルは基本的に疑似恋愛ビジネスであり、恋愛経験の乏しい弱者男性はアイドルという存在との仮想恋愛にのめり込んでしまいます。
恋愛や結婚をせずアイドル活動に向き合う人が評価され、彼氏バレしたら炎上するのがその証拠でしょう。
もちろん、すべてのアイドルが疑似恋愛ビジネスをしているわけではありません。
彼氏バレしてもアイドルをしている人は存在しますし、自分からパートナーを公表するアイドルだっています。
ただ、アイドルは弱者男性をターゲットにしたビジネスモデルであることだって事実なわけです。
鉄道撮影
鉄道撮影とは、文字どおり鉄道写真を撮影する趣味のことです。
よく「撮り鉄」と略されているため、聞き馴染みのある方は多いのではないでしょうか。
以前から日本では撮り鉄と自閉スペクトラム症の関係性が疑われており、自閉症の人は鉄道に興味を惹かれやすいことが分かっています。
障がい者は社会的な弱者であり、福祉によって支えられるべき存在です。
鉄道界隈に弱者男性(障がいを持つ男性)が多いことは、あながち間違いとは言い切れないわけですね。
以下は、電車と自閉症スペクトラム症の関係性について触れられている記事なので、興味がある人は翻訳を使用しながら読んでみてください。
参照:Why do autistic people like trains?
参照:Attention capture by trains and faces in children with and without autism spectrum disorder
弱者男性なら熱中できる趣味は持て!
正直、当記事のような場で自分の趣味が紹介されたら、いい気分はしないと思います。
「俺、アニメやゲーム好きだけど弱者男性?」と思ったりもするかもしれませんが、前述したとおり、そういう傾向になるというだけで絶対ではありません。
また、趣味が当てはまっただけで弱者男性というわけでもないです。
あくまで弱者要素を複合的に有している人が、弱者男性とされているので、過剰に気にするのは精神衛生上よくありません。
というか、弱者男性なら熱中できる趣味は持っておけ!と私なら思いますね。
熱中できる趣味を持っておけば、共通の趣味を持った友人ができたり、生きる楽しみができたりするので人生における幸福度に直結します。
問題は趣味を楽しめない弱者男性
正直、一番問題なのは趣味を楽しめない弱者男性だと思っています。
楽しめる趣味さえあれば、一般的に弱者男性という立場に置かれても、趣味の時間が生き甲斐になります。
共通の趣味を持つコミュニティに属すれば、孤独になることもなく人生を充実させることもできるでしょう。
周囲の目が気にならないくらい熱中できる趣味があることは、弱者男性どうこう関係なく幸福なことだと言えるはずです。