弱者男性になったら終わりと言われる理由|脱出・脱却の方法は?

弱者男性になったら終わりと言われる理由|脱出・脱却の方法は?

弱者男性になったら終わり…なんて思ったことはありませんか?

SNSで「弱者男性は終わり」と言われたりすることもありますが、これはあながち間違いではありません。

当記事では、弱者男性になったら終わりと言われる理由について解説します。

また、弱者男性から脱却する現実的な方法についても紹介するので、興味のある方はぜひご覧ください。

弱者男性になったら終わりと言われる理由

本題の弱者男性になったら終わりと言われる理由について紹介します。

負の連鎖から抜け出しにくい

弱者男性の最も深刻な問題点は、一度弱者の立場に陥ると、そこから抜け出すための機会自体が失われていく「負の連鎖」に陥りやすいということです。

具体的な負の連鎖の流れは以下のとおり。

①貧困家庭に生まれる
②十分な教育が受けられない
③非正規や派遣など低収入な仕事に就く
④スキル不足で転職が難しい
⑤年齢を重ねるとより転職が困難になる

まず、生まれた家庭によって性別を問わず「強者」と「弱者」に分かれます。

裕福な家庭に生まれた人は、高い水準の教育を受ける機会に恵まれ、一般的に高学歴に該当するような大学を卒業する確率が高くなるでしょう。

実際、2020年度に東京大学が実施した「学生生活実態調査」によると、東大生の親の42.5%が年収1050万以上というデータも出ています。

残酷な現実ですね。

一方で貧困家庭に生まれた人は、十分な教育を受けられないことが多く、経済的なハンディキャップを埋められず低収入な職業に就職することになるケースも珍しくありません。

経済的な理由で大学を諦めたり、専門的な知識を身に付ける機会が少なくなったりするわけですから、結果的に選べる職業の幅が少なくなることは容易に想像できます。

転職しようにもスキル不足で高収入の職業は選べませんし、昇進の機会だってほとんどありません。

そのまま年齢を重ねればさらに転職に不利になるので、正に”負の連鎖”というべき状態に陥ってしまうんです。

本当の弱者男性には需要がない

これは恋愛に関しての問題ですが、本当の弱者男性には需要がありません。

女性は容姿が優れていなくても、高望みさえしなければパートナーを見つけることは可能です。

弱者男性でも若いなら、容姿が優れていなくても努力でスペックを高めれば、恋愛にまで発展する女性を見つけられる可能性はあるでしょう。

しかし、容姿が悪くて収入もない。さらには年齢を重ねてしまった”本当の弱者男性”には、男性として誰も求めてくれないんです。

弱者男性に対する支援が少ない

弱者男性に対する支援は、女性と比較してあまりにも少ないのが現状です。

一般社団法人Colaboをはじめとした弱者女性の支援事業はたくさんありますが、弱者男性を支援するところはほとんどありません。

私が知っているのは「弱者男性センター」というNPO法人くらいです。

言うまでもありませんが、社会的な支援がないと弱者男性に陥ったときに抜け出すのは難しくなるでしょう。

また、一般的に男性は強者というイメージが定着しており、弱者に陥った男性は「自己責任」と風当たりが強い傾向にあります。

このような男性に対する世間的なイメージも、弱者男性に対する支援が進まない要因の1つと言えるでしょう。

弱者男性から脱出・脱却する方法

対策

ここからは、弱者男性から脱出・脱却する方法について紹介します。

「貧困」と「容姿」の2つに分けて現実的な方法を紹介するので、参考にしてみてください。

貧困:プライドを捨てて生活保護を申請

もし経済的な理由で貧困に陥っているのなら、プライドを捨てて生活保護に申請しましょう。

生活に困窮しているにも関わらず、生活保護に申請しない人のほとんどは「親族に知られたくない」と考えていることがほとんどです。

生活保護を現在、利用していない百二十八人に理由を聞くと「家族に知られるのが嫌だから」と四十四人(34・4%)が答えた。

引用:生活保護利用せず34% 理由は…家族に知られたくない

生活保護に頼るという行為にプライドが傷つく人がいるのは分かります。

支援を求めること自体が「男らしくない」という発想に至ってしまうこともあるでしょう。

しかし、生活保護を検討するレベルの貧困なら、利用可能な制度に申請しないのは非常にもったいないです。

生活保護を受けつつ資格勉強をして、少しでも高い給料をもらえる就職先を探すのが現実的です。

もし、すでに転職分野や取得したい資格が明確なら「雇用・労働求職者支援制度」を利用するのも良いでしょう。

無料の職業訓練を受けながら、月10万円の金銭的支援を受けられます。

容姿:筋トレする

容姿が優れていない男性は、騙されたと思って筋トレを試してみてほしいです。

顔は整形でしか変わりませんが、”顔つき”は筋トレで変わります。

これは筋トレによりテストステロンというホルモンが分泌され、顔のラインがシャープになったり、たるみやしわの改善に繋がったりするからです。

当然、筋トレをすれば体つきもがっちりするため、モテやすい体型も維持しやすいでしょう。

私は容姿が良くなかったため筋トレを始めましたが、職場の人たちからの反応が明らかに変わったので、ダメもとで筋トレを始めることをおすすめします。